先週、8回もパーフェクトに抑えた佐々木朗希。
そんな彼の偉業について、「令和の怪物」という表現では収まり切れず、いろんな言葉がネットを騒がしていた。そんな言葉を追ってみる。
その前に―
2試合連続パーフェクトを前に降板したことが未だに議論の渦中である。
ネットアンケートでは、75%の人が、井口監督の選択を理解し、擁護する意見が多く見られた。が、2割近い反論もあったことは事実である。
その反論を覗いて見るとー
果たして100球と120球と、20球の投球数の違いでどれだけ違うのか。
とか、
9回の裏、ロッテは必ず逆転していたのに、なんで変えるの?
などと根拠のないコメント。
さらに、
千年に一度あるかないか、いや、1万年に一度かもしれない連続完全試合を失ったことは、日本球界にとって、大きな損失である。
という言葉。
これは意外とうなずく自分がいた。
それでも、9回、この緊迫した状態で投げるというのは想像を超えた負担感があったかと思う。無理をすれば、たった1球でも選手生命を脅かす肩の故障が生じることもある。
球界の宝を決して失ってはいけない。
井口監督に英断は間違ってはいない。そう考える。
◇
それでは、完全試合達成、13連続奪三振新記録19奪三振日本タイ記録、17イニング完全試合を継続中の朗希を表す言葉をネットで追ってみました。
凄い!凄すぎる!その言葉しか出て来ない。
令和の怪物が令和のバケモンになった。
令和の怪物ではない、時空を超えた怪物になった。
異次元、圧巻のパフォーマンス。
歴史的なピッチングの目撃者になった。
星飛雄馬でも破られない記録。
無理ゲーである。
何より恐ろしい。
投げる次元が違う。
とんでもない投手が出て来た。
ここまでに育てたロッテに感謝。
この時代に生きていてよかった。
プロ野球史上最高の投手であることは疑いのない事実。
伝説の投手になった。
底なしポテンシャル。
メジャーデグロムを超えるのか。
まさに球界の至宝である。
もはや神の領域ではないか。
すでにこの完成度がすごい。
これでまだ伸びしろ、発展途中というのか。
などなど。
朗希の応援ブログをはじめてまだ1年。
こんなに早く、こんなに伝説になるような投球に出会い、そして多くの人から愛され、夢を与えてくれる投手になったんだなぁって、心から感動してます。
そして、彼の生きるこの時代に、彼の投球を見ることができて幸せです。
まだまだ伸びしろ過程で、今後どれほどの投手になるのか想像もできませんが、これまで学生時代、江川卓の虜になり、巨人に入った澤村拓一に一喜一憂し、彼がロッテに入って覚醒してロッテ球団を好きになり、そしてその球団で神の領域に入った佐々木朗希に出会たこと。本当にありがとうございます。
◇
明日の朗希の登板、国民的行事になるのではないでしょうか。
ワクワクを超えて、くらくらします。笑
彼が、まだまだ、たくさんの記録を抱えていることをご存知でしょうか。
◆連続無安打イニング継続中!‥ 4月10日オリックス戦の1回から17イニング連続無走者を継続中。ノーヒットノーラン(完全試合を含む)の前後を含めた連続無安打では、48年真田重蔵(大陽)の16イニングを上回り自己記録を更新中。
◆52人連続凡退継続中!‥ 4月3日西武戦の8回途中から52人連続凡退は、大リーグ記録の46人をも突破してる。
◆連続2ケタ奪三振はどこまでいく‥ 今季4試合はすべて2ケタ奪三振。5試合連続ならプロ野球6人目(8度目)となる。プロ野球記録は17年則本昂大(楽天)の8試合連続。次いで91年野茂英雄(近鉄)の6試合(シーズン初登板から)。5試合は90、93年野茂(同)09年杉内俊哉(ソフトバンク)10年ダルビッシュ有(日本ハム=シーズン初登板から)14年能見篤史(阪神)が記録。ロッテの投手では伊良部秀輝の4試合連続(94、95年に各1度)を更新する球団新となる。
◆連続4試合の奪三振‥ 4試合の合計56個(10→13→19→14)はすでにプロ野球最多。11個以上奪えばさらに更新する。
その他、月間防御率4月はこれまで月間25回を投げ自責点1(防御率0・36)30イニング以上の球団記録は60年6月に小野正一がマークした0・47(57回2/3、自責点3)
月間奪三振4月は46奪三振。月間60個に到達すれば71年9月の鈴木啓示(近鉄=61個)以来、両リーグ51年ぶりとなる。 球速166キロが出れば、'21年ビエイラ(巨人)のプロ野球最速166キロ、16年大谷翔平(日本ハム)の日本選手最速165キロを更新する。
ということで、明日の13時対オリックス戦(京セラドーム)が待ち遠しくて仕方ありません。きっとオリックスの選手たちは、死ぬ気でバットに当ててくると思われます。
1回の裏からぽつってヒットがでてしまうかもしれませんね。それはそれで、朗希の言う「打たれたらうたれたでいいですよ」と気持ちを切り替えましょう。
ただ、今季、いえ彼の日本にいる間に、もう一度、完全試合、またはのノーヒットノーランを見たいと思うのは、私だけでしょうか。
ではまた明日(*^^)//