二回途中から四回2死まで6者連続三振を奪い、ジャムじぃの心は、あの完全試合を期待するときのようにワクワク感が止まらなかった。
しかぁ~し―
4回途中から、指先を見る朗希の姿が多く目立つようになりました。何かを気にしているだけでなく、ボールが外に抜け、明らかに異常事態発生‥。
TVでは、右太もも辺りのズーム画像が映し出され、血が付着しているのが確認できました。
豆が潰れたのです。
4回を投げ終え、緊急降板。
マリンスタジアムに、風速9mの風が舞っていて、フォークが切れきれだっただけに、なんとも残念でならなかった。
チームが勝って5割になったことが、唯一、心の安堵となった。
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私は、指先を気にしている時点で、なぜ、コーチが駆け付け、交代を命じなかったのが不思議であった。この状態では打たれても仕方ありません。また、血が出ているということは、きっと指先にかかった瞬間、かなりの痛みがあったのではないだろうか。松川捕手は気づいていなかったのだろうか? いえいえ、絶対気付いてるはず。
このまま打たれたら、星飛雄馬が花形満に打たれたことのように記載されたかもしれません。(これを知っておられる方は、S37年前後の生まれの方でしょう。笑)
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この朗希の今回の豆潰れの件について、心配や同情する意見が多いかと思いきや、一割程度、厳しい意見があることに驚いた。
・ボールを数多く投げていない証拠
・ロッテの過保護な育て方が招いた豆潰れ
・高校時代からよく豆を潰していて癖になってる etc
あの、槙原氏も、佐々木朗希の指がプロ仕様になっていないとこのような記事を書いる。
たしかに、豆を潰しながら、皮膚は固くなっていくものですが、豆潰れは投げ込み不足が招いていることなのだろうか。
【あのスピンボールを投げる江川は、豆を潰さなかった!?】
歴代、最もホップするといわれるスピンの効いたまっすぐを投げたとされる江川投手。彼は、指に全く豆ができなかったという。それは、高校時代からしっかり投げ込み、指先の皮が強靭な厚さになったからだろうか。
いえいえ、彼のまっすぐの投げるイメージは、指先に力を集中させるのではなく、指の根元から、ボールを撫でるイメージだと言う。要するに、指の全体の腹を使って投げていたのだ。これは、江川氏の指が短かったことも要因しているのではないだろうか。江川は指が短く、全くフォークを投げることができなかったことはよく知られている。
一方朗希は指が長く、2本の指を揃え、指先で押し出すようなイメージのようで、江川との投げる指の使い方は大きく違う。
よって、朗希の豆潰れは、投げ込み不足ではなく、朗希の指先にしっかりボールをひっかけてこするようにして投げる特徴からではないか。ましては160キロを超す腕の振りから投げる体の多くのパワーが、指先へのベクトルと繋がり、かなりの負担が指先に生じているものと考える。
今後、豆が潰れ皮が固まることの繰り返しから、タコのような状態になり、豆潰れが無くなっていくものと思う。
7勝目が遠のいてしまったが、無理をぜず、治療に専念してほしいものである。
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いつもの【ジャムJiの目】
この日の投球で、落差のあるキレキレのフォークについての高い評価コメントを多く見かけますが、ジャムの目は違った視点を持っています。
パTVの全面協力のもと、彼の1回の4奪三振をご覧ください(*^_^*)
59秒から投げる1投をご覧ください。
落差のある高速フォークに見えませんか。
実はこのボール、スライダーなのです。落ちる落差といい、キレ具合といい、キレのいいフォークと何の遜色もありません。このボールがこのように使えるのなら、奪三振数さらに増え、ものすごい効果球になるものと思います。ここにあの、120キロ台のカーブが絡めば最高ですね。
今回のコラム記事はいかがだったでしょうか。
次の当番については未定な部分が多いかと思いますが、しっかり彼を見守り、「応援していきたいと思います。
ではまた(*^^)//
※1位をありがとうございますm(__)m