いきなりの初回、先頭バッターホームランでがっくり。それでも、2回からは落ち着きを取り戻り、変化球でかわしながら6奪三振。
0-1で点が取れず、喉から手が出るほど点が欲しい展開の中、5回裏にいっきに4点。
おっしゃーっ! 勝てるぞぉー! 6回もいい感じで投げ・・
えっ!?もう降板? なんかトラブルでもあったの?
朗希の肩から腕、指先まですべてが気になっていましたが、ネットニュースでも表示なし‥
そのうち、井口監督のコメントが公開され、「予定通りです。次回の登板も含めて、5回というところを今日は目安にしていました」と説明。
これは皆さんはどう考えますか。
ネットニュースでコメントの質が全然違うのには驚きました。
過保護とか、ガラスの投手とか、かなりの否定的なコメントがはびこっていたのは、スポニチニュース。
今後のCS進出のための作戦、中5日決定!井口監督すごーい!と肯定的な意見が多く集まっていたデイリーニュース。
ジャムじぃは‥
分かりません‥。
疲れが取れていないと言えば、そう見えたし、今後中5日で投げさせ、なんとしてもCS進出をと考えての5回登板としたら、なんとも前向きな作戦であることか。
どちらにせよ、9勝目となったことはすごく嬉しかったです(*^_^*)
今日の5回1失点、58球について、私なりの見解を書いてみます。
【ジャムJiの目】
初回、2球目でいきなりホームランを打たれたせいか、朗希の投げる体がとても重く感じました。156キロのまっすぐが、初回2度もジャストミートされて、明らかにボールにキレがないことが分かりました。
この日の解説者:初芝清氏は、初回に、「ボールの球速がすべてではないのですが、あきらかにいつもより、3.4キロは遅い表示ですね」と伝えていました。
過去の初回、1番バーターへの球速表示を調べてみました。(データ:SportsNavi)
すごいですよね。まっすぐはほぼ160キロ台。スライダーでも144キロです。1番打者へのデータを見るだけでも圧巻投球だったことは明白です。
今日の初回、1、2番打者への球速を見て見ましょう。
首脳陣が抑えて投げなさい、と言っているのならば別ですが、初芝氏の言う以上に球速は5キロは遅いと考えてよいでしょう。
私は、間違いなく疲れが取れていない、と見ています。
そして、今日は丁寧には投げていましたが、変化球でかわす投球が主体でした。私は豆潰れ以来、物足りなさを感じることが多いのが、ここなのです。
どのチームも朗希のまっすぐに標準を当て、まっすぐねらいなのは事実なのですが、狙われても打ち取れるストレートを朗希には投げてほしいのです。ど真ん中でも空振りが取れるまっすぐを!
でも、さすが今季は19試合を投げ、まだまだ体力的に出来上がってないことは間違いのない事実だと考えています。
◇
今日の投球について、朗希自身は次のようなコメントをしています。
「勝ち星にあまり一喜一憂するのは投手としてなかなかメンタル的に難しいところがあると思うので。そこよりも、まずは自分にできる仕事をやった上で付いてくるものだと思います」「相手チームが、ストレートを張ってきている中で、今日のまっすぐの状態だとなかなかいつも通りいかないなと思い、どうにか直球を速く見せながら投げようと思いました」と、彼自身、自分の思うストレートではなかったというのをすごく感じており、工夫しようとしていたことを、このブログを書いている時に知り、嬉しく思いました。
「まずはケガなく1年間最後まで投げきることを目標にしながら、次も調整したいなと思います」とのこと。しっかり自分を知り、しっかりと今後を語れる朗希の良さを感じています。
ロッテ首脳陣にとって、勝ち星を計算できる一番の投手は、佐々木朗希です。この日5回まででもいいので、次は中5日で投げさせたいと考えているのなら、大賛成です!
次は中5日か7日ですが、ZOZOと京セラの相性を鑑みても、5日と考えるのが妥当かもしれません。
私にとっては、どこで投げようと、どのチームが相手だろうと、朗希らしい投球を願ってやみません。
10勝は絶対達成してほしいですね。
ではまた(*^^)//
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