9月14日登板後、多くのファンが望む今後の前向きな登板には繋がりませんでした。
前回、5回58球での降板について、井口監督は予定通りとしましたが、それについて
CS狙いの中5日登板作戦!なんてコメントを伝えるファンもいて、共感したいジャムじぃがそこにいました。
それなら、あと三回は登板があると‥。
しかぁ~し、17日、井口監督から次のようなコメントが発表されました。
「抹消明けで1回投げられたらいいかなというところだと思いますけど、そこもまだ未知数なのでわかりません」「1年間の疲れはたまって来ていると思いますし、リカバリー的になかなか回復具合が遅くなっているので。そのへんは投げるか投げられないかはちょっと分からないですけど、あと1回くらい投げるチャンスがあったらいいなと思っています。」登録抹消後は中6日で2度登板できるがの質問に、それはないときっぱり。
予想以上の朗希の疲労の蓄積。そしてなかなか回復しない体のケア。
こんなんで、来季ロッテのエースになれるのだろうか。
この朗希の今季の終了をも感じさせる井口監督の言葉に、揶揄するコメントが増大。
・過保護すぎ
・虚弱すぎ
・結局1年ローテ回らなかった
・将来、〇波のようなポテンシャルだけの投手かも
・メジャーでは絶対無理 etc
まあ、中10日や登録抹消が続き、批判コメントも受け入れざる負えない部分があります。
でもここで、プラスの考えをしようではありませんか。
・160キロ右腕の疲労度は、未知で本人しか分からない
・奥〇投手は、昨年無理をさせたから今季はこうなった
・井口監督は、朗希の5年後を見つめている
彼はまだ20歳の選手であることを忘れてはいませんか。
今季4月、いきなり完全試合、2試合目も完全試合もどき、と世間、いや世界をあっと言わせてしまい、3失点で抑えるも、朗希どうした? 奪三振が5で終わるとキレがないのか? と朗希を見る、ハードルがこれでもかと上がってしまっただけでなく、今の休み休みのような投球に、いら立ちを感じる野球ファンもいるようで、それは仕方のない流れなのかな、と感じています。
【ジャムjiの考察】
今季オープン戦を終えた時点で、多くの野球OBや選手、解説者たちは朗希のボールを見て驚いていました。
(塩崎哲也氏)半端ない投手に育ってる。ヒットを打とうとか、そのレベルではない。昨年とは違う、ものすごい投手になっている。
(デーブ大久保氏)オープン戦後の選手の声を聞くと、いやはや今年の朗希投手はすごいです。まっすぐを待ってても打てません。フォークはボールが消えます。など、手におえないコメントが続出していた。
(Mrパーフェクト槙原氏)いやオープン戦から凄い球投げてます。これはもしかしてもしますよ。今季28年ぶりに出てしまうかもしれません。(と予言しています)
(井口監督)予定通り順調に来ています。今季は戦力になってくれると思います。(完全試合後)いずれはやってくれると思ってましたが、こんなにも早くするとは‥。
一部のコメントを見ただけでも、今季オープン戦から4月あたりは朗希の体が出来上がりつつあり、ものすごく体も軽かったのだな、と実感します。朗希の投げるボールを見た多くの視聴者らも、春先の朗希のボールを見て、軽く投げてるように見えて164キロ! MAXで投げたらまだまだいくんじゃないの? と夢中になっていました。
完全試合を見たときは、私も、今季は15勝以上は固いかも。山本、千賀を超えるね。奪三振王は間違いない。なんて、一人酔っていたものです。
それが、オールスターで球速162キロを出した後、朗希は、「ほっとしてます」と言ったところから、楽に投げても164キロは出ないんだ、と変に納得し、豆潰れからは、球速は160以上は、ほぼ出なくなりました。
ここ2試合ぐらいは、間違いなく体は重そうでしたし、1回から肩で息をしている場面もありました。
朗希の体は、ろうき自身が最も分かっていると思います。
井口監督は、十分朗希とコミュニーションを取り、朗希の今の体の状態をしっかり理解し、木村Pコーチと協議をして、最もよい道を選んでいると考えます。間違いなく今後を見据えてのことでしょう。勝ち星が欲しい今、最も計算できる朗希を投げさせたいのは首脳陣も同じです。それを回避するのは、それなりに理由があるのです。
ネットニュースのどこを探しても、肩に違和感、とか、腰に貼り、とか、腕に痛みが、という文字は見当たりません。それが救いだと考えています。
井口監督の言葉から出るのは、疲労を考慮して、とか、回復具合に時間がかかって、の言葉。朗希の納得する球を投げるには、体の回復を待つことが第一優先だということが分かります。
よって、ロッテチームの過保護という言葉は全く当てはまりません。無理をさせないことが当然で、朗希とよく話し合って決めていることですから。
朗希は現在、1年間、チームに貢献する投球をすることの難しさ、体のケアの大切さを痛感していることでしょう。きっと今季後のオフは、体力作り中心のメニューをこなすものと思います。
◇
20歳、3年目の今季、覚醒したような出だしにインパクトが強すぎました。
今ここで、朗希を見守る気持ちに切り替えたいと思います。来季はきっとエースとして、中6日で投げる朗希を信じたいと思います。
それでも、あと1試合は投げて欲しいです。無理はいけないですが、10勝という数字は、彼にとって大きな自信に繋がるのではないでしょうか。
ではまた。