ロッテ新時代~佐々木朗希応援Blog

令和の怪物と称された佐々木朗希。そんな彼を心から応援したい思い、ブログを開設。ロッテのエース、いや球界のエースを目指してがんばれ!

【特集】佐々木朗希2022総括編

おまたせしました。

佐々木朗希投手の2022シーズンを総括したいと思います。(だれも待ってない?笑)

 

朗希の高卒プロ3年目の今シーズンをジャム流に一言で言えば、「令和の怪物、片鱗を見せる!」ではないでしょうか。

覚醒という言葉を使う方もおられるかもしれませんが、覚醒は、これまであまり日の目を見なかった選手への言葉であり、今季、本格的にローテに参入した朗希には、上記の言葉が妥当かな、と思っています。

 

ただ、怪物の片鱗であって、まだまだ大投手の域には入っていないことは、今年の後半の状況を見れば間違いのない事実でしょう。

それでも、2022のペナントでの4月は超圧巻!、すごかったですね。

完全試合達成(史上16人目) ※20歳5ヶ月での達成は日本記録

13連続奪三振日本記録  ※メジャーは10なので世界一と言ってよい。

1試合19奪三振(日本タイ記録) 

この1週間後にも、プレ完全試合(8回まで完全試合)をしてしまったので、佐々木朗希は時の人となり、ものすごいフィーバー状態となりました(◎-◎;)

ただ、この4月の投球が、令和の怪物から伝説へ、とまで言われ、世間の彼を見る目はいっきに高くなってしまいました。

 

7月1日の中指豆潰れ試合後は、5点取られる試合が2試合あり(8月両楽天戦)、どうした朗希、疲れか? とか、9月15日には4度目の登録抹消となり、世間は手のひらを返したように、ガラスの体、過保護、メジャー通用しない、など、冷たい揶揄がネットをにぎわせました。

心から応援し、当ブログを書いている私にとって、辛く苦しい日もありました。

 

それでは、1年をトータルに見て、朗希の投球はどうだったのか、数値から分析したいと思います。

 

佐々木朗希2022 主な投手データ

悪くないですよねぇ。

山本投手や千賀投手というパを代表する投手がいる中で、3年目のまだ試運転とされるこの年に、メジャーで最も投手評価の指標されるWHIP1イニングあたり何人のランナーを出塁させたかを表す数値)が1位です。(※山本投手0.92)

また、奪三振率は断トツの1位。ただ、規定投球回数には達していないので、賞対象には外されてはいますけど。

その他、勝率や奪三振数も2位とあって、やはり怪物の片鱗を見せたシーズンだったことが伺えます。

ただ、意外にもQS率は7割で5位。意外と早い回に点数が取られたことを思い出します。

 

はやり、一番さびしいのは勝ち星です。シーズンはじめに12勝ぐらいするのでは、という予想があって、4月を終わるころには15勝は固いという野球OBもいました。山本投手と争うでしょう、なんて。

だから、9勝はさみしい‥ですね。やっぱり‥。

日本プロ野球では、この勝ち星が大きく取り上げられ、朗希の二桁前には「さあ目前!」と騒がれ、結局9勝止まりでした。

 

その原因追及のため、ジャム独自のこんな表を作ってみました。意味分かりますかぁ?

朗希が何点取られて、勝ち星がつく、つかないを表したものです。

朗希が登板した20試合の中で、自責点2点の試合がなんと16試合もあるのです。それなのに、勝ちが付いた試合は8試合。

2点以内に抑えながら勝てなかった試合がなんと、8試合もあるのです。

もし、打線が2点取っていたら、勝ちが7つ増えることになります。リリーフ陣が打たれなければという条件が付きますが、朗希の勝ち星は15勝していたことになります。

それほど、朗希が投げたとき、点数が入らなかったということが痛感されますね。

 

それでは、ジャム独自にエクセルにまとめた、今季1年の”全試合振り返り表"をご覧あれ!

ちなみに、防御率奪三振率は、エクセル表の中に計算式を入れ、ネット個人選手データサイトより早く分かってバッチリでした(笑)。 ただ、まっすぐの平均球速は、他のサイトから頂いております。

 

すごいですよね。5月6日や8日のストレートの平均球速が160キロ越え!これには驚嘆しかありません。

なんだかんだ言っても、球速は朗希の魅力の一つです。出だしから164キロを出すものですから、165キロはいくと確信していましたが、これは来季に期待しましょう♪

 

           ◇

 

さて、朗希の来季の課題について、ジャムなりの見解を語ります。

まずは、2つの動画を見比べて見ましょう。

今季ペナント最初の試合3/27 楽天戦、勝ち付かず

 

今季最終登板の試合9/26 ソフトバンク戦、勝ち付かず

投球に、何か違いは見えましたか?

ジャムの目には、1回の投球は全く同じように見えますね。軽く投げて手首のスナップが素晴らしく勢いがあり、体軸がぶれない投球。まっすぐも糸を引いています。

それが、最終登板動画で、回を増すごとに、投げ方が「どりゃー」って感じ。分かりますか? 体を無理に奮い起こしてがんばって投げてるのが伝わります。体の開きが若干早く、頭の位置がぶれるのです。要するに体に疲れが出ているということでしょう。

 

朗希の来季の課題はもう見えましたね。

私は次の3つに課題をまとめてみました。

1 スタミナ ロッテに入団して2年間、吉井Pコーチがとくに意識されていた体づくりですが、今季ローテを6日で回すことは、まだまだということが実証されました。やはりここは改善し、オフから持久力を高める必要があります。今季、8月以降の試合では、2回からすでに肩で息をしているのが分かる場面が多かったです。また、ボールはどんどんシュート回転し、ボールが抜けたりしました。来季はぜひ、ガラスの体から鋼鉄の体に変えましょう。そして、26試合登板を目標に、毎試合8回投球、年間180回投げる気持ちで鍛えてください。      
2 ストレートを中心とした投球 朗希の奪三振率の高さはフォークボールによるものです。でもそれは、まっすぐが走り、制球力の高いときに効果が出ています。要するに、納得のいくまっすぐが投げられてこそ、他の球種が生きることは間違いのない事実です。まっすぐのシュート回転を直そうとしてボールに力が無くなるのだけは避けてください。それより、指にかかった回転のいいまっすぐを投げてほしいです。球速は自然と付いてくるでしょう。今季終盤の、変化球でかわすのも技術ですが、私が魅了される朗希は、まっすぐで押す朗希なのです。

3 ランナーが出てからの投球術 今季、点が絡んでしまった反省のシーンは、朗希自身がよく分かっていることでしょう。昨年からクイック投球について言われましたが、今季もクイックについては課題が残りました。クイックでも160キロ越えは見事でしたが、ランナーを背負うからクイックであって、盗塁を楽にされるのであっては意味がないでしょう。また、効果的な牽制球をも覚えると被盗塁数も減ることでしょう。ここを学ぶことによって無駄な失点は無くなると思います。  

最後に、できれば投手も野手の一人として、守りも意識して練習してくださいね。(してるって。)バント処理や一塁へ投げるミスは避けたいものです。

 

なんか、分かったようなことを書いてしまいましたが、一番自分のことを分かっているのは朗希自身です。そう吉井新監督が言ってました。私が書かなくてもちゃんと分かっていることと思います。

 

来季は新監督のもと、もっともっと羽ばたいてくれることを願っております。

 

当ブログを読んで下さったあなた、どうもありがとうございました。

 

ではまた(*^^)//

 

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今季このシーンが私の一番のお気に入りです(*^_^*)