サンデー朗希だったのが、ローテの変更、そして首位のソフトバンクを叩くため!?、最初の対戦をエースの朗希に託しました。しかもこの試合は、ロッテ1万試合というメモリアルでした。
私には、3回までの朗希の雰囲気から、もしかして完封、いやノーノ―ぐらいするかも。なんて思うほど、調子がよく見えました。
朗希本来のまっすぐが蘇り、躍動感がみなぎっていたからです。
ところが、その走るまっすぐで勝負せず、いつものようにフォークを勝負球にするのですが、甘く入るボールをソフバンの選手は見逃さず、痛打されました。
野手の失策もからまって、7回105球を投げ5安打4三振3失点(自責2)でマウンドを降り、負け投手に‥。
【ジャムJiの目】
初回から159キロを連発し、これぞ朗希というような球の走り、躍動感が随所に感じられました。初回、2人を連続三振に切ったときは、これはいける!と確信しました。
4回に球速160キロを記録すると会場を沸かせ、Max161キロの投球は、打者の空振りや差し込まれたファールで常に追い込むような良さが見られました。それなのに‥
追い込んでの決め球はフォークに頼るの悪くはなかったのですが、風の無いZOZOマリンでは、やや切れがなかったのでしょうか。いえいえ、ヒットになったフォークはすべてストライクゾーンで落ちるフォークボールでした。失策などもからんでの3失点は不運なところもありましたが、もっと160キロ前後のまっすぐで勝負していたら違った結果になっていたかもしれません。
この日のスライダーも悪くなかったです。切れがありました。左打者にも投げるなど、あきらかに投球の幅は広がった点が、負けの中での収穫だったかと思います。
◇
失点3(自責2)の朗希は、及第点です。
このところの湿っぽい打線が、この日も変わりませんでした。山口やボランコに1発は出るのですが、どちらもソロで、大量点に結びつかなかったのがとても残念でした。
次の試合も負けて、痛恨の5連敗のロッテ。
今後、朗希では負けない、そういわれるようなチームを背負った投手にならないと、メジャーがどうのという話が出ても、多くの方が鼻で笑うでしょうね‥
今後の朗希に期待を込め、応援していきます。
ではまた。
※朗希メモ‥4試合2勝1敗 防御率2.08(現8位)奪三振数27(現4位)奪三振率9.35(現4位)