交流戦、ZOZO本拠地での対広島戦で、4回までの朗希を見れば、またまた完全試合かも? なーんて感じさせるような完璧な投球。
3回に4番山口選手のグランドスラムが出たとき!今日は楽勝かも(^^♪ なーんて思ってしまいました。
まさか5回に2点を取られる展開になろうとは、想像さえしませんでした。
朗希本人は、ヒーロインで「あまり調子がよくなかった」という言葉を言っていましたが、私は広島打線のしぶとさ、粘りにとても驚き、感銘さえ受けました。
5回は朗希にとってなかなかの鬼門回で、4回まで球数41球とスイスイだったのが、5回だけで35球を投じます。
でも、この回は見ごたえ抜群でした。
【”まっすぐ”へのこだわり】
5回、2アウトを取るも、四球やヒットでランナーが出て満塁になった中で迎えた羽月選手の粘りに感服しました。
1球目、外へのストレート162キロはボール。今日は左打者へ外のボールが大きくは擦れることが多かったですね。
2球目、159キロ真ん中高めのボールを打ってファール!
3球目、161キロの同じようなボールで空振り!
私はここでフォークを投げれば絶対三振を取れるとみました。
がしかし、
私がこれまで、あまり見ないような朗希がそこにいました。
そう、ストレートにこだわる朗希がそこにいました。
4球目、渾身の力を振り絞って投げた165キロ!(自身最速タイ、日本人最速タイ)
やや真ん中右寄りのボールでしたが、羽月選手がバットに当てただけでもすごいですね。
でも、次フォークで三振や、と思ったところ、朗希は完全に意地になっているように見えました。
5球目もまっすぐ(164キロ)ファール!
6球目もまっすぐ(162キロ)ファール!
7球目、ようやくここでフォークを投げるのですが、ボール判定
(ストライクと言ってもいいようなボールでした。朗希の残念そうな顏)
8球目もフォークを投げるもファール!
落ちは悪くありませんでした。本当によく当てましたね。
そして投げた9球目は球速表示なしのまっすぐを、三遊間抜けるレフト前ヒット!
完全に羽月選手の粘り勝ちです。朗希、打たれて2点取られました(* ̄ρ ̄)
それでも本当に見ごたえがあった真剣勝負。
そしてストレートに拘る、江川のような朗希がそこにいました。痺れましたね。
◇
朗希は6回を投げ終えた時点で95球を投げていましたが、7回も志願しマウンドへ。最終的に7回109球を投げ、5安打2失点、10奪三振という成績でした。
実は、最終回、抑えの益田が打たれて1点差になり、1アウトランナー2.3塁になった時点でもう、私は試合を見る勇気がありませんでした。
99%、朗希の5勝目は無いと感じました。
少し時間が経って見逃し配信で動画を見たとき、ジーンときましたね。
益田投手の集中力の素晴らしさ。さすが200セーブを目の前にした百戦錬磨の投手だと感動しました!
朗希はヒーローインタビューで今日は調子が良くなかったと言っていました。
その言葉に対して、アナウンサーが「それじゃー調子が良かったらまだまだ球速は出てたんでしょうか」と返すと、「そんなことはないです」と苦笑し、観客の笑いを誘っていました。
まっすぐに拘る朗希を見たこと、また、平均球速が4回まで159キロだったものを、4回に一気にギアを上げて、165キロのボールを投げられる朗希のすごさに感動さえ覚えました。
今日の1勝は大きいですね。
交流戦、一度は最下位になったロッテですが、これから上がっていく気がします。
火曜からは中日戦。
サンデー朗希なら横浜でDeNA戦になりそうです。
しっかり応援します。
ではまた(*^^)//
★1位をありがとうです♪