メジャー新時代~佐々木朗希応援Blog

令和の怪物と称された佐々木朗希。そんな彼を心から応援したい思い、ブログを開設。ロッテのエース、いや球界のエースを目指してがんばれ!

3/27 開幕初先発で自己最速164キロ!も、勝利はお預け

朝からワクワクドキドキ。

いよいよ朗希が今シーズンの幕開け先発登板。見どこらは、オープン戦で覚醒した姿は本物かどうかということ。

 

初回からその思いを彼は裏切りませんでした。

160キロを連発し、2死、日ハム浅村の初球に164キロを記録しました。力感なくあっさり出たっていう感じですが、先発登板選手としては、プロ最速だそうです。(大谷165キロ、ビエイラ166キロ、あと広島の外人165キロはすべて救援シーン)

楽天生命パーク宮城球場で164キロが出た瞬間)f:id:Ji-ji2021:20220327184537j:plain

この自己最速が出た今日の朗希の投球は、ジャムじぃにはどのように映ったでしょうか。

ジャムじぃの目

初回からの5連続三振と聞けば、確かに圧巻投球を思うでしょう。でも、私は、初回からすっぽ抜けている球が多く、オープン戦より悪いのでは‥ と感じていました。

捕手松川が構えた所より上に伸びたように見えるまっすぐは、実は指のかかりが良くなく抜け気味だと感じました。バッターがつい振ってしまうので取れた三振もいくつかありましたね。

フォークも抜け玉が多く、見逃しストライクで結果オーライの三振もありました。きっと彼自身、納得したボールは少なかったはずです。彼の状態が良い時のフォークは、地面に着くぐらい落差が出ます。そんなフォークは少なかったですね。

1番の課題は、四球です。私は剛速球投手なのに制球力のある朗希に惹かれています。でも、今日は四球がらみで得点に繋がってしまったし、彼がストレートの四球を出すシーンを私は初めて見ました。たぶん、オープン戦公式戦の中で初めてだったのではないでしょうか。

2番目の課題はスタミナでしょうか。オープン戦で6回投げ、160キロを見たとき、すごい!これは本物、と感じていましたが、この日は緊張感も混じって、3回以降はかなり疲れましたね。また、ランナーが出ると球速が5キロほど落ちるということを、今日の解説者は指摘していました。

 

――  ここで、元投手であり、佐々木朗希のように足を大きく上げていた昭和の名投手、西本氏は、朗希の投球をどう見ただろうか。

西本聖氏の目

立ち上がり、160キロ台の直球を連発し、日本人でこんな球を投げる投手がいるのかと思わず苦笑いしてしまった楽天の打者が気の毒に感じてしまうほどの球威でしたね。3回以降、物足りなく感じてしまうのは、ストライクを取りにく150台の真っすぐが外角にシュート回転して外れ、ボールになり、次の真っすぐもボール。結局、5球真っすぐを続け、逆転の口火となる走者を四球で出してしまった。 彼は力でねじ伏せるピッチングはできるが、打たせて取る投球ができないストライクを取ろうとして投げると、ボールがシュート回転して制御できなくなる。力をセーブしても150キロ台の真っすぐを投げられるだけにもったいないなぁ。6回も、1番から始まる打順で、先頭の西川にストレートの四球を与えた。 走者を出してからのリズムも同じになってしまう。打者はタイミングを合わせやすいし走者も走りやすくなる。キャッチャーがルーキー松川だけに、ベンチから指示を出して投球テンポを変えさせてやった方がよかった。ブルペンでリズムを変えて投げる練習をした方がいい。 彼は1つの技術ができるようになっただけで、勝率はみるみる上がっていくだろう。 今季は抹消をせず、ローテーションに入って投げると聞いている。そうなれば技術は向上していくと思う。今まで見たこともないような、とてつもない投手になる姿を楽しみにしている。

―—  流石、今日の朗希をよく見てますね。

 

それでは、火の玉ストレートの元阪神の藤川氏は、今日の朗希をどう見たのでしょうか。TVでしっかり特集を組んで解説していました。

藤川氏の目

彼を生で見るのが今日はじめてなんですが、まさに令和の怪物でした(笑)今、日本人で、まっすぐだけでバッターを打ち取れる投手は2人しかいません。そう、メジャーの大谷投手と佐々木朗希投手だけです。でも、まだこれからというところはたくさんあります。3回からは松川捕手と配給について勉強していかないといけない部分を感じました。2球続けて変化球を投げ、目が慣れたところで3球目も変化球でタイムリーを打たれています。まだまだ、まっすぐを中心に組み立ててほしいですね。彼のストレートはそう簡単には打たれませんよ。指の使い方は僕と同じで、2本の指を揃えて投げるのですが、強い球が行く代わりにどちらかの指に力が傾むくとシュート回転してしまいます。こういったボールが少し見えました。そのときはバットに当たるんですよね。まあ、この3年目の佐々木朗希投手を、ホップ・ステップ・ジャンプといった段階で表すと、今はまだステップの段階ですね。今後慌てずじっくり投球術を覚えたら、いっきにジャンプしますね。それには怪我をしないことが一番大切です。そこはロッテ球団が、細心の注意を払って行くでしょう。100球制限の中で投げていくのではないでしょうか。

―— 女子アナが朗希についていろいろ質問する中、藤川氏は、軽快で納得のいくコメントをしていて、とても好感が持てました。

 

6回3失点10奪三振は、普通の投手なら大いに合格点です。

でも、彼は普通の投手ではありません。ロッテの、いえ球界のエースになる投手です。速いまっすぐだけで大成できるほど、プロの世界は甘くありません。

 

今季初登板、そして風の強いコンデション、両サイドのボールの判定が厳しい球審だったということを考えれば、もっと褒めてもいい投球だったかもしれませんが、私にとっても、やや物足りないデビュー戦でした。

 

先頭打者に四球は絶対出さない。四球で崩れない、は、メジャー澤村投手が、巨人時代猛烈に言われ続けていた言葉です。現在も澤村投手を応援している私にとって、朗希も絶対四球で、試合を壊さないことを節に願っています。

 

朗希ならば、今日の試合で感じた課題は、次回、必ず修正してくれると信じています。

 

1勝って、そんなに簡単にはいかないものですね。

次、またしっかり応援します。

 

ではまた(*^^)//

 

祝!164キロ自己最速

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