えっ! うそ! でもやっぱり‥。
8回裏、井口監督が審判に朗希の交代を告げる。
2試合連続完全試合達成という漫画の世界でも描かれないようなストーリーを前に、残念な気持ちは確かにありました。きっとロッテファンや朗希ファンの皆様も、期待する気持ちはあったにちがいありません。
あの某TV番組でのご意見番〇本氏は、もしかして、「何やってんだぁ~喝!ファンあってのプロ野球なんだよ。みぃーんな期待してんだよ。凄い世界記録がかかっていて、なんでそれをやらせないんだっ!(怒」
なーんてほざくかもしれません。
私は、意外にこの交代に、それほど大きな悔いとか、無情感はなく、どちらかというと納得の気持ちが強かったです。
その理由ひとつは、9回まで投げたとしても、0-0で勝敗が付かないとなると、完全試合とはならないこと。(このことは試合の途中で知りました)
2つ目に、7回ベンチに戻った後の朗希の顔が、これまであまり見たことの無いような疲労した顔立ちだったこと。
3つ目に、8回、最終バッター野村選手に渾身のストレート163キロを投げたこと。(8回ですよローキー、腕、取れてしまわないかい)
そしてもう一つ。
彼ならまた、完全試合又はノーノ―をするときがある。楽しみは、この先取って置けばいいんだ。
ほっとしたのは、交代を告げられた朗希が、ベンチでさわやかな顔をしていたこと。すがすがしい達成感のある顔をしていて、私も救われた気持ちになりました。
井口監督は、試合後、味方が点を取ったとしても8回で交代させでいた旨を報道陣に伝えていました。
これはすごい! ぶれない朗希への育成プラン!
この1年、ローテーションをしっかり守って投げぬくこと。それには100球以上は投げさせないなど、しっかりとした育成プランがあり、記録のために投げているわけでないということを、ヒシと感じることができて、感動すら覚えました。
だた、なんとか点を取って勝ち投手には、なってほしかったですね。朗希がここまでがんばったのだから、サヨナラ勝ちを期待していました。無情にも10回に日ハムが1点を取り、その裏にチャンスがあったのですが、点が入らず、敗北。
この負けは正直、辛く感じました。
◇
きっとこれから、多くのメディアがこのことを取り上げ、また、先週の完全試合達成とともに、TV番組化するかもしれません。
ただ、朗希の伝説は、これが序奏のような気がしています。
これからまだまだいろいろな伝説を作るのではないでしょうか。
現在、開幕からの10奪三振以上の試合数の記録が継続中で、過去、野茂投手が6試合(1991年)とダルビッシュ有が5試合(2010)で、この日の朗希は4試合達成で、プロ野球史上3人目となり、まだ記録は継続中です。
また、世界記録だった46人連続無安打も朗希は52人とあっさり世界記録を更新し、これもまた継続中です。わぁおー!
◇
今日の朗希の調子は、本当のとこ、どうだったのでしょうか。
確かに、ニュース等では、圧巻の投球! まさに異次元! など、すごい表現がなされていましたが、前回の完全試合と比べると、かなり苦労していたように私の目には見えました。初球のまっすぐが、かなりの確率でシュート回転し、右に逸れていたり、松川が、内角ぎりぎり狙えと、手でベースをかすめるしぐさをした後の投球では、大きくベースを外れたりする投球もありました。本人は、「フォークの制球がよくなかったので、そこが課題です」と答えています。
ただ、私、ジャムじぃが今日の投球を見て、確信したことがあります。それは、大谷の持つ、日本最速球速165kmは、必ず今季破られるという確信です。
それはなぜかって?
8回2アウト後の野村への投球からです。
2球目のまっすぐが、あわや長打になりそうな当たりがファウルになり、朗希が、私の目から肩で息をしているのが分かりました。かなり疲れていると感じだとです。その後、フォークを投げるもファール。も一つフォークを投げるもファール。そのあと、渾身の真っすぐを投げ、見逃し三振!
その球速が、なんと163km出ました!
朗希は、8回の疲労困ぱいの中、こんな球速が出るのです。
もし、この先、CSや日本シリーズなどで、リリーフ登板や抑えを任せることがあれば必ず165km以上は出るのではないでしょうか。いや、必ず166キロを出して、日本人日本記録となるのではないでしょうか。
そして、2.3年後、トレーニングを積み、体ができあがって来て、リミッターを解除したとき、167kmという日本最速の更新があっても不思議ではありません。
そんなときは、このブログで思いっきり書き綴りたいと思います。
ではまた(*^^)//
1位をありがとうございます。<(_ _)>ペコリ
※朗希の投球をねぎらう益田投手
デーブ大久保が、今日の交代を痛切に解説しています。うーん、納得なっとく。