前回登板から登録抹消を受けて、中14日の復帰先発。
初球場に弱い朗希だったので、この日のマツダスタジアムでも苦戦するのでは、という予想をしていましたが、終わってみれば、6回3安打1失点の好投で5勝目を挙げました。
休んでいた割には6回までで、球数も90球とやや寂しく、球速も抑えめで、Max157キロでしたが、9奪三振はお見事だったと思います。
自責点にはならなかったこの日の試合の失点1は、またまた朗希の悪送球が原因でした。2回1死一、二塁から広島:玉村選手の三塁方向へのバントに対し、朗希はややあせったのか一塁へ悪送球。ベースカバーに入った二塁手の小川が何とかジャンプして捕球しまししたが、小川が大きく態勢を崩す間に、二塁走者に本塁生還を許してしまいました。それでも、3回からは制球力が光り、6回までわずか1安打でした。
前日、広島:瀬良投手にノーヒットノーランを許し、ロッテのリベンジなるか、と言われたこの日の試合ですが、朗希で勝ててうれしかったです。
【ジャムJiの目】
この日の試合はセ・リーグの主催試合で、いつものパ主催ゲームベースボールLiveでの配信は無し。地上波無し。調べると、Jスポーツというスポーツに特化したTV局のみの配信でしたが、我が家の契約しているケーブルTVで映ったのであります(*^_^*)
まずは真っすぐの状態をチェック。
手首のスナップが効いていて威力があると見ました。なのに‥ TVに表示される球速は155キロ前後。スピードガン壊れてんじゃない?と思うほどで、Maxは157キロ止まり。平均球速は154.5キロと前回より3.5キロも遅い表示でした。でもジャムJiには、球の走りは悪く見えませんでした。
この日のフォークボールの制球力は抜群でした。
左右に動く切れがあり、ストライクの取れるフォークボールもあり、打者が見送っての三振も。三振9つはすべて変化球で、スライダーの制球力も安定していました。
フォークでストライクが取れて、スライダーの制球も安定すると、160キロ台の真っすぐは必要なし、と思わせるようなマツダスタジアムでの投球でした。本人曰く、マウンドにアジャストする前に力を込めるとボールが暴れるらしく、マウンド状態を確かめる形で、とても慎重に投球に入ったことが伺えますね。
守備で物申す!
過去にも朗希のフィールディングについて言及したことが何度かありますが、今回は捕球後、慌てている様子もないのに、なんであんな暴投になるのでしょうね。
なんとか小川がジャンプして捕球できましたが、ホームへの送球は間に合わず、朗希の失策で1点を与えることになりました。1塁セーフがリクエストでアウトに覆ってなかったら、もっと流れは広島側に傾いたのではないでしょうか。
朗希よ、頼むから1塁送球にストライクのボールを投げてくれっ!
と願うばかりです。
これまで、当ブログでは朗希のピッチング以外にもー
・セットポジションから楽に走られる
・1塁ベースカバーが遅れる
・1塁送球のボールが速すぎる etc
投球以外の課題を示してきましたが、またまた悪送球が出て残念ですねぇ^_^;
とにかく、落ち着いたプレーを心がけてほしいものです。
◇
好機に打席に立つ!
朗希は交流戦前、打席に立つことをとても楽しみにしていたようです。大船渡時代4番を打っていて、マスコミに二刀流もいけると言わしめた打力もありました。
この試合5回に、2アウト満塁で打席が回ってきて、ここでヒットが出ればうんと楽になる場面がありました。
打つ、雰囲気ありますねぇ~
でも・・
さんしぃ~ん!
プロはそう甘くはありませんでした^_^;
◇
この日の試合終了後、朗希のコメントで意外な事実が分かりました。
―2週間ぶりの登板でどうだったか。
「空いたんで感覚自体は難しかったんですけど何とか抑えられて良かったです」
―疲労で登板を飛ばしたと聞いたが、普段より疲れが残っていたのか。
「別に疲れてはなかったです。ただ体の感覚が良くはない中で、トレーナーと首脳陣の判断で。僕は投げるつもりでいましたし、全然疲れていたわけではないので、またここからしっかり投げ続けていきたいと思います」
―2週間空いたからこそやったこと何か
「まず体のコンディションを整えること。それだけをやりました」
体の疲れで休みたいと言ったのは本人ではなく、首脳陣の考えだったのですね。直近2試合で160キロ越えのボールが20球以上に増え、出力が上がりすぎた中、どうもしっくりこない朗希の練習投球に対して、休むことを第一に考えたってわけ。
本人は中6日で行く気満々だったことを知って、ちょっと安心しました。
次回もサタデー朗希なら、15日中日ドラゴンズ戦ということになります。
ZOZOマリンなので、きっといい投球を見せてくれることでしょう!
ではまた(*^^)//
★1位をありがとうm(__)m