朗希の今季ペナント戦で投げる最後のZOZOマリーンでの先発登板。
なんとしても勝ってほしいと願っていました。
初回、またまた今日もいまいちか‥ と思わせるようなボールばかり。2死から四球を与え盗塁を許すと、西武4番佐藤選手に中前適時打を打たれ、続く野村選手に二塁打で2死二、三塁とされると、なんとここでパスボール。さらに1点を失ってしまいました。思わず中継の画面を一度消しました^_^;
それでも見方打線が奮起! 1回裏にすぐさま2点をもぎ取り同点に!
朗希も言っていましたが打線に助けてもらう試合が続いています。それほどここ何試合か、初回の入りがよくありません‥。
ここから修正しないと‥
2回から投球パターンをスライダーを中心とした配給に変え、それが結果的に、西武打線を翻弄する形になりました。
終わってみれば、7回107球、4安打2失点、10奪三振で9勝目。キャリアハイに大手をかけました。
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【ジャムZyの目】
朗希って本当に剛腕投手!?
と思うぐらいスライダーを多投しました。(全体45%は過去最大)
初回からまっすぐは全く走らず、シュート回転の棒球。制球も悪く、西武打線が甘く入ってきたまっすぐに狙いを定め、芯に当ててきたのが初回でした。
2回からスライダーがいいところに決まるようになり、投球の軸に。
西武打線はまっすぐがそろそろ来ると思ったところ、またまたスライダーが来るのでタイミングが合わなく朗希(佐藤捕手?)の術中にはまります。
久々に10奪三振を奪いますが、半分の5つはスライダーでした。
朗希たる朗希らしい投球ではありませんでしたが、こういった形でも勝利を呼び込めるかわす投球もありかと感じています。
今日のストレートは平均で155.1キロ(Max159キロ)、これは今季17登板の中で3番目に遅い記録です。
それでも唸るストレートがありました!👇👇
4回表、野村選手に投じた5球目のまっすぐは低めにびしっと決まる痺れるボールでした。
今日のフォークボールは及第点といったところ。いい落ちのボールもありましたが、パスボールにつながる引っかかったボールもありました。
四球は1つで制球については合格と言え、2回からの修正力の高さが光る投球が、9勝目を呼び込んだと言っていいでしょう。
◇
試合後、吉井監督は、「ああいうのができるのが成長」と朗希の修正力の高さを評価していましたが、当の本人は「打者によって、できる最善の選択をとりながら投げました。(変化球中心の投球は)それはそれで一つの形かなと思いますが、なかなか内容的に自分の中で満足いくものではない。悪く言えばごまかしているだけなので、そこはまたオフとかを通して直していかないといけない」と9勝目でも、謙虚に自分の投球を振り返っていました。
ジャムじぃ自身も、はやから技巧派になってどーすんの、って思いが強かったですが、とにかく勝つことが最優先なのでよしとします。
でも、次の10勝がかかる最終登板は、まっすぐで押す本来の朗希の姿を見たいと思うのは私だけでしょうか。
ではまた(*^^)//
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