1回表、朗希はたった2球でいきなり大ピンチを迎えます。
外崎選手に初球の甘いまっすぐ158キロをしっかりと捉えられ2塁打されると、2番源田選手に絶妙なバントで、ノーアウト1.3塁。
やっべー。
でも朗希ならここから。
なんとその思い通り、このあと3人はすべて三振で無失点に抑えました。
いやぁ~痺れましたねぇ。
この日は、西武打線が初球から、まっすぐをねらいにきていると感じた朗希‐佐藤バッテリーは、変化球を多投する投球にチェンジ!
それが功をなして、8回106球を投げ、11奪三振、無失点という快投で、6勝目をゲットしました。
【ジャムJiの目】
初回のピンチを、変化球で切り抜けたことがこの日の勝利に繋がったと言っても過言ではありません。
ノーアウト1.3塁で迎えた3番打者、マキノン選手へは、160キロのまっすぐで追い込み、最後の三振に取ったスライダーが素晴らしかった。
外に逃げるような曲がりの鋭い、141キロのスライダーで三振。
続いての、中村おかわり君へも、スライダーで三振、2アウト。このボールは、地面にワンバウンドしたあきらかなボール球でしたが、キレがあったのでしょうね。
高木選手へは、ZOZOではナイアガラのように落ちるフォークで三振。
この1回のピンチを乗り越えたとき、私はチームが2点取ってくれれば絶対勝てる!そう確信しました。
106球の投球で、ストレートの比率は37%。今季、普段は60%ぐらい投げ、少ないときでも40%は下回ることはなかったので、この日は本当に少なかったと言えます。フォークは45%で最も多く、スライダーは18%でした。
この変化球の比率の高さが、西武打線に的を絞らせず、迷いを与える要因になったのではないでしょうか。
ストレート自体も、外角いっぱいを攻めるようないいボールもあり(MAX162キロ)悪くなかったです。8回にも161キロが出ており、スタミナもかなり付いたと感じました。
◇
9回、本人は行きたかったのではないでしょうか。私も完封を見たくて仕方ありませんでした。
吉井監督は、どうする?と聞いたら即答がなかったので、じゃー交代となったと言っていますが、真実ははたして?
満面の笑顔の吉井監督との握手。👆
吉井監督は、この日の朗希の投球について、「ああいう投球はもうちょっと年を取ってからでいいと思います」と、笑いを誘っていました。
私はこの日の投球を見て、他球団も、的をまっすぐに絞りずらくなったのでは、と見ています。
この日の投球で、規定投球回数に達し“投手3冠”にというマスコミの文字も見られますが、2日で規定も外れるでしょう。
それでも、防御率1.50(1位) 107奪三振(1位) 勝率7割5分(1位)はすごいし、うれしくて仕方ありません。
この日、今季7度目の2ケタ奪三振、11個を奪ったのですが、奪三振率が下がったとパTVで話題になっていまいした。(13.50 → 13.38)
次の登板予想は12日かと思います。
そうすると、球宴が中6日で投げられますね。
次もしっかり応援します。
ではまた(*^^)//
★1位にしてね<(_ _)>ペコリ