出だしを見たら、今夜はいけるぅ~なんて思ってしまったじぃでございます。
いよいよリミッター外しにかかったか、と思うほどの球の走り。
初回から何度も156キロを記録し、3番髙濱祐仁に対する初球が157キロを計測。これはプロ入り1軍公式戦での最高球速となりました。
立ち上がり1回は、ほぼまっすぐで勝負し、球威のある球を軸に無失点スタートを見たとき、期待度MAX! でも2回でつかまり2失点。5回にも2点を失い、5回8安打4失点(自責点2)と踏ん張れず2敗目(1勝)となりました。
3回、4回はゼロを刻み、ここでリズムをつかみかけたのですが、5回は一気に球威が落ちた感じ。安打と四球で無死1、2塁のピンチを招いた後の、髙濱の投犠打の処理で、自ら一塁へ悪送球。これが痛かったですね。
【ジャムJiの目】
この日の投球をわたくし、じぃはどう見たのでしょうか。
出だしを前述したように、球は走り、角度もあって5回ぐらいまでは0を並べ、今日は7回まで投げるのでは‥ なんて思ったのは、本当です。
でも、5回にいっきに球威が落ちます。
一般の投手なら148、149㎞なんて、速い方かと思うのですが、平均で150キロ前半をなげる朗希には、140キロ台は球威の落ち込みを見る、一つの指標のように感じました。5回は汗で額が光り、肩で息をする場面も見られました。なんとか抑えたいという焦りもあり、1塁への悪送球。令和の怪物も、高卒の平凡投手に思える瞬間でした。
それでも、1回の角度のあるまっすぐはほれぼれする球もあったり、切れる変化球も垣間見られました。ただ、いつもよりはボール球が多かったのでリズムに乗れなかったこと、そしてスタミナ不足が大きな課題のように感じました。
デーブ大久保氏の見立て‥「最初のころは(セットポジションで)クイックは早くも遅くもなかったが、捕って投げるタイミングが一緒だったので走られることが多かったが、今回はボールを長く持ったり、自分で工夫しているところに成長を感じた。(シュート回転について)自分がどう投げればいいかメカニックの部分で分かっていない。簡単にいうと(投球時に)左肩の開きが早いからシュート回転してしまう。」
野村弘樹氏の評価‥「左バッターに対するインコースのストレートがことごとくシュート回転していた。それが最後まで修正できなかった。また、ランナーを出した時にフォアボールが多かったこともクイックに課題があるなと。フィールディングのミスもあったし、僕は課題のほうが多く見えた。」
これは私個人の見解ですが、中13日の登板は、大切に育成しているとうより、やや過保護のような気がします。スタミナ不足に対する解決策は、登板の機会を多くして補ってはいかがでしょうか。
って、真の心は、もっと朗希の投球を見たいということですけど。笑
ではまた(*^^)//