連続無失点が20イニングで途切れたとか、田中マー君の24連続勝利も全く手に届かなかったとか、残念な部分もありましたが、それ以上の凄さを見せつけました。
球速日本人タイ記録とか世間は言っていますが、朗希の怪物ぶりさはそんなもんじゃないです。
同じ165キロの大谷選手は、リリーフどきで9回にリミッターを外しての投球。
朗希は、先発で力の配分をして、5回以降にギアを上げての投球。しかもランナーがいてクイックぎみの投球で出るなんてまさに、異次元極まりなし!!
7回なんて97球目と103球目の2回計測。まさに化け物である。
ボールは少し暴れ気味の時もあり、このときばかりは怪我させたのでは‥と冷や汗ものでした。森選手、強いなぁ~
今日のオリックス打線は、間違いなく朗希対策をしてきました。2スライクと追い込まれる前に勝負をするという意識がはっきりわかりましたし、バットを短めに持って、差し込まれないように工夫していました。
朗希が3点を失った中で逆転して勝ったロッテの粘り強さと、8回からのペルドモ投手、9回澤村、10回益田投手の素晴らしい集中した投球が光っていました。
【ジャムJiの目】
7回8安打3失点は、これまでの朗希の投球からすると、メッタ打ちに合ったような印象にもなるぐらいですが、足に当たるような不運なヒットや森選手への死球でも、集中力を切らさず、耐える投球ができたのではないでしょうか。
まずは、今日のストレートだけを集めてみました。
あきらかに、いきなりダッシュのような投球ではなく、ここぞという場面でギアを上げ、力配分を考えた投球ができるようになったことに、私は大きな成長を感じます。
正直、この日は久々のビジター球場で、ZOZOとのマウンドの違いもあり、きっと修正しながら投げていたと思います。また、朗希のあのフォークは、向い風によって落ちがパワーアップしますので、ドーム球場に助けはありません。
そんなことを加味すると、今日は本当によく投げたと思います。
途中、息もひぃひぃ聞こえてきそうでしたし、汗も噴き出していました。
今日もスライダーを効果的に混ぜ、相手に的を絞らせない投球もできていたし、調子自体は全く悪くなかったと思います。
負けがつかなかったことをプラスに考え、野手に感謝し、次は無失点でおさえるのではないでしょうか。
◇
吉井監督の采配って流石と思えるところがあります。ちょっと声を拾ってみると―
「調子は悪くは見えなかったが、変化球がいつもより不安定だった。相手の作戦にちょっとはまりましたけど。6回で終わりかなと思ったけど7回まで粘ってくれて助かりました。あそこは一番キツイところ。上位に回ってくるところで、そこで、勢いを静めてほしいので、リリーフと朗希のへばりかけと、どっちが強いかなと考えました。朗希の修行も兼ねていってもらいました。」さらに、「これから115くらいまでは伸ばしていきたいなと思っているので、どんどんスタミナついてくるんじゃないかと思います。」と球数をさらい増やして、チームの軸となる投手であることを示唆しているようでした。
さて、世間は朗希の166キロを期待しているようです。
私もですが。笑
そろそろ1球だけでもリミッターを外して出してもらいましょう。
今の体の強さとトレーニングの積み重ねから、出ますよ、きっと(*^_^*)
次は勝ちがつきますように。
ではまた(*^^)//
★ブログ内容がよかったときは、
イイねのつもりでクリックしてね♪