あの悲劇の大震災から12年。
偶然か必然なのか、朗希にとって意味のある世界デビュー戦となりました。
2011年3月11日、東北を襲った東日本大震災で父と祖父母を亡くし、自宅も流されたという朗希。それから12年が経ち、WBCデビューを果たしたこの日を、きっとだれもが、がんばれ東北、がんばれ日本の思いを込めて、応援したことでしょう。
私も朝から、わくわく、そわそわ。
マウンドに現われたその姿は堂々としていて、初回からエンジン全開。いきなり162キロ出して、会場がどよめきました。
4回途中で66球を投げ、2安打、8奪三振、1失点(自責0)。最速164キロで降板しました。及第点どころか、全世界に素晴らしいポテンシャルを見せることができたのではないかと思っています。
打線は、チェコ先発のサトリア投手遅いまっすぐと、緩急を巧みに操る投球の前に、2回まで無得点。タイミングが全く合いませんでしたね。
しかし1点を追う3回、2死一、二塁の好機で5番・吉田正選手が2点適時二塁打を放ち逆転に成功。なおも2死二塁から山田選手がレフトへタイムリーを放ち、貴重な追加点を挙げました。
ここで勢いがついて、4回はヌートバー、近藤、大谷の3選手が、連続適時打などで一挙4点を奪い、8回に牧選手の本塁打でダメ押し。終わってみれば10対2と大差で勝利しました(*^_^*)
【ジャムの目】
おっと、'22のペナント以来出てきました、当ブログで好評を得ている(!?)かもしれない(笑)ブログ筆者の私の目からの、朗希の投球分析コーナーです。
1回は、あきらかに力んでいましたね。
力むなって言う方が難しいと思いますが、力が入りすぎていました。プロの解説者の多くは、球速は出ていたが棒球との評価。2回からはいつもの朗希だったと評されています。確かに、初回、163キロをはじき返されるシーンがあましたが、あれはまぐれでしょう。単に、バットを振ったところにビールが芯に当たっただけです(笑)。
4回はどきっ! あんな死球、初めてじゃなかったでしょうか。相手選手が大きな怪我にならずほっとしました。
それでも、全体的に、ジャムの目には、球筋がほんときれいで、シュート回転を感じないいいまっすぐがいっていたと思います。
フォークの落ちも良く、三振のほとんどがフォークでした。甲斐捕手と話し合ったという横の変化、スライダーは、ややコントロールにかけていたと見ており、甘く真ん中に入ってしまうと、このあとの強豪国には、打たれるような気がしました。
この試合後、海外メディアの朗希の投球の取り上げ方が大げさに感じるほどすごかったです。まあ、うれしいけど。
バーテンダーを彷彿している!(ジャムはよく知らない。笑)
今、WBCに出ている投手の中で、メジャー経験のない選手でNo1である!(そりゃそうさ)
いつメジャーに来るのだ。今来ても活躍するだろう!(あわてないあわてない。まず、日本で活躍してから。)
私は、世界に最も伝えられたと思うのは、彼の柔らかく美しい投球フォームのこと。
ほんと全日本のウエアを着て、高く足を上げるそのささまは、鶴の1本足を彷彿させるかのような美しさでした。(うまいっ!)
さあ、今日は日本のエース山本由伸。勝つでしょう。
この後、準決勝、決勝と見逃せません。朗希が重要な場面で投げることも考えられますね。
しっかりと応援したいと思います。
ではまた(*^^)//
祝!WBC世界へデビュー!
ブログランキング1位に感謝<(_ _)>