ロッテ新時代~佐々木朗希応援Blog

令和の怪物と称された佐々木朗希。そんな彼を心から応援したい思い、ブログを開設。ロッテのエース、いや球界のエースを目指してがんばれ!

【特集!】米国デビューの朗希のボールを斬る!

WBCの決勝が終わって4日。まだまだその余韻は冷めやらず、いろんな角度でいろんなニュースが続いています。

視聴率は全7試合で40%を超えたことや、(瞬間最高はイタリア戦の48.0%)経済効果が650億円あったとかなど、野球ってこんなに人気、あったけ? と感じるぐらいです。でも、今回、メジャーから大谷やダル有が出場し、物凄いインパクトを与えたことが、注目した一番の要因だったような気がします。

 

それと同時に、試合内容は感動モノでした。一次リーグはすいすいでしたが、準決勝からは一気にレベルが上がり、試合展開はどきどきもので、感動シーンがいっぱい。試合を見てて、すーっと涙が出たのは初めてでした。

 

そんな中、朗希の投球はどう評価されているのでようしょうか。

アメリカや韓国をはじめ、海外で日本の投手の評価はうなぎ登りになりました。それは、朗希だけが特筆されているわけではなく、日本の投手の多くが評価が高かったです。

 

朗希の米国デビューであったメキシコ戦では、不運な安打もあり、4回3安打3失点という内容でした。

3失点を取られ、海外での朗希の評価は上がらないかも、なんて言う予想は全く無用で、メジャー関係者の評価は、すこぶる高いものでした。

とくに、メキシコのヒル監督は「彼がメジャーに来れば、とんでもないスターになるだろう」と太鼓判を押し、WBC公式ツイッターも「102MPH(約164キロ) from Roki Sasaki!」とインパクト十分の登板を伝えていまいました。

高卒後から取材を続けていたメジャー関係者は、虚弱なイメージがあったが、それは払拭され「先発投手として、デグロム級の投手になる」と高い評価を受けました。

そんな朗希ですが、これまで日本で、彼の投球をずっと見守り、分析してきたジャムの目に彼はどう映ったでしょうか。それでは彼をいつものコーナーで、斬ってみます!

 

ジャムJiの目

4回で64球のうち、まっすぐは29球を投げましたが、球速は、海外のスピードガンでもしっかりと出ており(マイル表示)世界を驚かせていました。

海外メディアでは、朗希のMAXは101.9マイルとされ、これを計算すると、163.99kmとなります。私の愛用のスポーツナビでは、163キロがMAXで、平均は161.3キロ。海外表示では、平均でも161.7キロで、驚きの球速だったようです。

エクセルでまとめてみました。笑  (※協力:スポーツナビ

29球中、160キロを越えなかったのはたったの3球で、すごすぎます。また、回を重ねても球速は落ちず、安定した球速であったし、制球のみだれも少なかったと思います。

ただ、まっすぐの球質はどうだったでしょうか。

私はあまり評価をしていません。シュート回転要素が強く、糸を引くようなまっすぐには見えなかったからです。海外の映像は、投手と打者の角度は少なく、ボールの軌道がよく見えるのですが、ほとんどがシュート気味でした

おもしろいことに、MLB公式サイトでの直球(フォーシーム)に判定されたのは、わずか10球だったのです。少しシュート回転するまっすぐは、シンカー判定されたようです。163キロ出ていてもシンカーと表示され、ツイッターでも「シュート回転」がトレンド入りするほどでした。

シュート回転が悪いか、と聞かれたらそうとは限りません。メジャーの多くの投手が、まっすぐでもよく動くとされ、評価が下がることはあまりないようです。ただ、私は、糸を引くまっすぐが好きなだけで、きれいな縦軸回転の、江川、藤川、澤村(現役)のまっすぐが好きでした。また、シュート回転していると、右バッターの外角に投じたものが、真ん中に入り、ずどんと打たれるのがとてもいやなのです。(朗希の160越えは簡単にはそうはならないと思いますが)

野球OBの方で、朗希のシュート回転を、調子の良し悪しのバロメーターにしている方がいて、やや、体の開きが早くなったり、疲れが出てくると、シュート要素が出てくる、と言っていたので、やはり、糸を引くまっすぐでなかったこのメキシコ戦は、"球速は出ていたが質は高くなかった" とまとめます。

 

多投していたフォークは、どうだったでしょう。

今回のメキシコ戦では、間違いなく中心のボールとして組み立てたと考えます。メジャーで、これだけ速く落ちるスプリットを投げる投手は少ないという共通認識から、バッテリー間で同意し、投げたと思います。

確かに、150キロを表示するフォークもあり、三振も3つ取れていますが、予想以上にメキシコ打者が付いてきたのには驚きでした。さすがメジャーといった感じ。

フォークで気を付けなければならないのは、落ちなかったときの怖さです。

 メキシコ戦4回2死一、二塁からL・ウリアスに、真ん中に入った145キロのフォークをホームランにされました。

 朗希は、打たれた瞬間、やられた―と感じたのでしょう。すぐに膝間ついてしまいました。(右画像) 

一球の怖さを知ったことでしょうね。

それでも、総じて、"フォークボールは球速があり、制球、落ちも安定していた"と言えるのではないでしょうか。

スライダ―も4球投げていますが、140キロ台ということを加味すると、十分武器になるのですが、曲がりは大谷球には程遠いといった感じです。よって、"スライダーはまだまだ未完成" としておきましょう。

ダル有から習ったと、WBC前は、かなり注目されたスライダーですが、ほとんど投げることなく終わった感じです。ぜひ、公式戦で、点差が開いた時など、試してみるといいですね。個人的には、完全試合したときに、吉田選手に投げたような、カーブが有効だと感じています。球速差が30キロもあれば、絶対効きますね。

以上、ジャムの目でした。

 

私が、この試合、とても感心したことがあります。

それはメキシコ戦1回に、L-ウリアスの打った打球を腹部に受けたシーン。

これはもう、投げられないかも‥ 

と思ったのですが、ことあと、160キロ以上の球を普通に投げていて、これまでの虚弱だった朗希へのイメージが、いっきに排除された瞬間でした。

でも、きっと痛かったでしょうね。

以上、WBC米国デビューでも朗希の分析を終わります。

 

 

           ◇

 

 

いかがだったでしょうか。

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今後とも、当ブログをよろしくお願いします。

 

ということで、4月4日、ZOZOマリーンスタジアムへ行くことを決定しました!たぶん、ここで朗希が投げます。生で彼を見るのは初めてです。

 

また、関東地方へ出かけるのは実に3年ぶりで、いまからワクワクしています。

 

ではまた(*^^)//

 

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★みかんちゃんねるさんからの私が涙した現地での動画です。このシーンでの朗希の表情を見てると、また泣けてきます。みかんさんありがとうございました。

朗希の帽子を投げるシーンもしっかり映っています。